人間の限りない欲求と欲望、そして作業効率や収穫を上げるために犬たちは改良され、現在世界には800余りの純粋種がいるといわれております。
私たちはこの多種多様に作り上げてしまった彼らに対し責任があり、彼らからの多大なる恩恵に対して感謝の念を抱き彼らの幸せのために努力しなければなりません。
主に健康面でサポートするのが看護士の仕事であり、手入れや美容でサポートするのがグルーマーの職務です。犬が各家庭において家族のメンバーとして位置づけられている今日、または未来において、彼らを愛しよく理解できる看護士、グルーマーは社会にとっても無くてはならない存在となり得るでしょう。
犬の気持ち、犬の身になって物事を考えられる人がたくさんいてほしい、これがスクールトレーニングのコンセプトです。各自の犬の習性や能力を生かし、上手に犬の生活に調和させることが、今一番必要とされています。これがしつけと言われるものです。命令と服従だけで解決できないもっとも生活に密着した問題で、アドバイスできる人を愛犬家の方々は待っています。
小手先だけの技術にとどまらず、特別な生き物を扱う職業者としての自覚を持ち、自分たちの受け持つ領域に使命感を持てる人材を育てることが、これからのスクールのテーマであると思っております。
<看護学総論>
種村 高一
(種村獣医科医院長)
日々の診療の他、大学の研究員も務める忙しい中、テキストにこだわらない面白い授業を展開。看護師の役割分担にもきちんと理解を持ち、看護師の育成にも情熱を注いでいる。
<基礎獣医学>
芦田 和明
(水戸動物病院院長)
おこった顔を見たことがない釣りを愛する心優しい先生。期末テストの出題箇所を一番教えてくれるというところも先生の優しさ?
<看護学実習>
木名瀬 一清
(きなせ動物病院院長)
ヒゲを生やしていて一見怖そうですがとても優しい先生です。飼い主様に愛される動物看護師になれるよう、熱心に指導してくださいます。
<看護学各論>
森谷 直樹
(日本獣医生命科学大学 獣医学博士)
解剖学の知識が豊富な、鉄道と旅を愛する先生です。いつでも質問を受け付けてくれて、納得いくまでとことん教えてくれます。
鈴木 淳子
PD公認訓練士として、しつけ教室も各所で開催。楽しむ訓練がモットー。身体に似合わない、大きな号令は定評あり。フリスビーのインストラクターとして大会入賞経験を持つ。